スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東日本大震災の心のケア

 昨日、大阪臨床心理士会主催の東日本大震災心理支援研修会に参加した。

 大震災後の心のケアの状況が気になっていたからである。

 臨床心理士の人たちも、多くの人がボランティアとして災害復興支援に取り組まれていて、頭の下がる思いである。

 阪神大震災のときもそうだが、数多くの善意ある人たちがボランティアとして被災の場に向かうことは本当に高い精神性に支えられているのだと思う。

 肉体労働のボランティアをした人の話を聴いたが、一日中悪臭の中でヘドロの処理をし、風呂もシャワーもなくテント暮らしでカップヌードルの食事、水も持参とのことである。

 ずっとそんな生活を続けているボランティアの人もたくさんいるのである。

 一方で、福島原発事故によって次々に露見する東電や政治家・官僚などの悪事や失態を見て、暗澹たる思いをしている人が多いであろう。一体この国はどうなってしまうのだろうと。

 経済産業大臣は福島原発事故の対策に取り組む作業員が、放射線の計測装置を自ら外して作業現場に向かっていることを美談として紹介したそうである。

 本来そういうことをさせないようにきっちり管理する責任者である人が言うべき発言とは、到底信じがたい。
 
 まったく狂ってしまっている。どうしてこうも次から次に、気の狂った連中がおかしなことをやらかすのかとあきれるばかりである。

 次の原発事故がどこかで起こったら、日本は本当にお終いだとみんなわかっている筈である。もしそうなったら、日本人は歴史上最も愚かな国として名を残すことになるだろうと言った人がいるが、まさにその通りだろう。

 今の日本人の精神状態は、発狂状態にきわめて近い。
 
  精神科業界でわりに有名な話で、統合失調症という精神病にかかると核兵器が爆発するビジョンを見たり夢を見たりすることがよく起こる。

 つまり心の中にとんでもないことが起こったということを、外の世界で核爆発が起こったというふうに感じてしまうのだ。

 そして急性期の精神病状態では、あらゆる危険を知らせるシグナルが入ってくるのである。そういう妄想の典型的なものを下記にあげる。

・CIAの陰謀でとんでもないことが起きている。
・自分は常にCIAに監視されている。
・宇宙人が電波を送って自分をコントロールしてくる。
・空気や食べ物が毒や放射能で汚染されている。
・人類は罪を犯したので今滅亡しつつある。
・世界中で大地震や津波が襲う。
・政府の人や警察の人は嘘をついて騙そうとしている。
・まわりの人はみんな宇宙人かロボットで、人間のふりをしている。
・自分は取り返しのつかない罪を犯してしまった。

 これらはネットで飛び交っている陰謀論にそっくりである。

 怖いのはどこまでが現実でどこからが妄想なのか誰にもわからないことだ。そういう現実と幻覚・妄想との境界がなくなってしまうことが、精神病の顕著な特徴なのである。

 現在の日本人は集団精神病状態になっているといえる。ただみんなそうだから、あえて病気とは診断されないだけである。

 ではなんでこういう事態が起きてしまったのか?そこに目的はあるのか?

 そう、心の病気から回復する過程で、人間は一時的に精神病状態になることがあるのだ。

 それは「死と再生」のプロセスで、いったんは混乱と破壊を経験することで精神の健康を取り戻すというのは人類の普遍的パターンなのである。

 実はこの地球自体が宇宙の中では精神病院のようなものであるという考えが、アラン・カルデックが創始したスピリティズムという霊的教義の中にある。

 ほとんどの人間は狂っていて、スピリチュアルな真実を見失ってしまっているというのだ。

 人間はエゴイズムと物質・テクノロジー至上主義という病気にかかってしまっているのである。

 ただ病院であるから地球には医者もいる。それがイエス・キリストのように愛を教える人だというのがスピリティズムの考え方なのである。

 連日入ってくる原発や政治の情報には、本当に狂った波動を感じる。

 でも一方で、被災した人のために献身的に働くボランティアの人たちがいるのである。

 そう遠くない将来に、こうした善意と愛に満ちた人たちが日本でイニシャチブを取り、利権に吸血鬼のように群がる亡者たちが真実に目覚める日が来ることを祈るのである。
スポンサーサイト

comment

Secret

ランキング
面白かったら1クリックお願いします
FC2ブログランキング
面白かったらクリックお願いします

FC2Blog Ranking

プロフィール

アートセラピスト 郡浜 浩

Author:アートセラピスト 郡浜 浩
 アートセラピストをやっている郡浜浩(コオリハマヒロシ)と申します。

 アートによる人と人の出会いと心の交流の場の創造をライフワークと考えており、その実現のためワークショップ・個人セッションを行うキャリアアート研究所を主宰しています。

ホームページ 
キャリアアート研究所

ブログ
創造性発揮を強力サポート! ~クリエイティブ・コネクション~



 出身は北海道の当麻町という田舎町で、自然の中で素朴な少年時代を過ごしました。大学卒業後は東京のお堅い政府機関でしばらくサラリーマンをやっていました。

 二十代の後半に人生を大きく変えることがありました。ゲシュタルトセラピーのリッキーさんの「喜びの創造セミナー」というアートセラピーのワークショップを受けたことです。いたく感銘を受け、「こういうことを一生やっていきたい」と思いました。

 それで語学やら貯金やら準備を進めて、三十代の半ばに意を決してサラリーマンをやめ、サンフランシスコにあるCIIS(カリフォルニア統合研究所)という大学院に留学し、表現アートセラピーという技法を学びました。

 4年間アメリカにいて、帰国後は精神科クリニックに勤めたりスクールカウンセラーをやりながらワークショップ開催などを行っていましたが、2010年に奈良に引っ越し、本格的にワークショップを展開すべくキャリアアート研究所を設立しました。

 一方で、CIISという学校がトランスパーソナル心理学の中心地で、その縁などからアメリカでシャーマニズムや少数民族の伝統文化の流れと出会いました。その流れを探求してきて、2010年10月には霧島で開催されたグランドマザー会議(先住民族のシャーマンのおばあちゃん達が地球の危機を克服するために集まったもの)に参加しました。

 アートセラピーとシャーマニズムって、深いところで繋がっていると実感しています。両方とも現代社会では周辺的な位置づけにあって、そんなに重視されていないかもしれませんが、私はこれからの世界的な危機を人類が生き抜いていく核心的な知恵がそこにあると思います。

 とまあ堅い話はそのくらいにしまして、私の趣味ですが、おいしいものを食べたり本を読んだりすることが好きです。あとお笑いとかたまにビデオを見たりとか、そんな感じです。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。