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チーフ・アーボル・ルッキングホースのメッセージ(3)

新しい時代の始まりを告げる白いバッファローの誕生について、北山耕平氏は「ホワイト・バッファローの教え」所収の「あなたの中のインディアンに」で次のように述べる(以下紫色の字は「ホワイト・バッファローの教え」よりの引用)。

 今回、ラコタのピース・チーフであり、第十九代の守り人として、彼らの最高の神器である「聖なるバッファローのパイプ」を守護しつづけるルッキング・ホース氏の『白いバッファローの教え』が日本語に翻訳されて刊行されるのは、まさしく「正しい時」と「正しい場所」を得たものといえるでしょう。

 この教えが、世に出る直接のきっかけは、本書にも書かれていますが、一九九四年の夏にアメリカ合衆国ウィスコンシン州のジェーンズビルにあるハイダー牧場で、全身が白い毛でおおわれたバッファローの赤ん坊が誕生したことによります。

 百年ほど前に、ラコタの偉大なチーフ・クレージー・ホースが「白いバッファローがいずれの日にか帰ってきたときに、われわれに残された白いバッファローの女の予言が成就する」とメッセージを残したこともあり、白いバッファローの赤ん坊の誕生は、ラコタのみならず、インターネットやテレビのニュースを通じて、またたくまに全米、そして世界各地のネイティブ・ピープルに広まりました。

 わたしもこのニュースをインターネットで知り、興奮したことを昨日のように思い出します。

 白いバッファローは大平原に暮らしてきたラコタ、クロウ、チペワなどのネイティブ・ピープルにとっては、最も神聖なものの象徴であり、吉兆であり、その誕生は彼らが長く待ち望んできた「地球がひとつになる新しい心の時代のはじまりを告げるもの」だったのです。


 白いバッファローの出現は、新時代の到来を意味する。それはこれまでの恐怖と搾取の時代から、愛と調和の時代への転換である。

 このことを信じるかどうかは、われわれ一人ひとりの心の中でどこまで真実を感じられるかによるだろう。

 人類が変容の時代を迎えるという予言は数限りなくあるし、人類滅亡のシナリオもまた無数に語られている。

 筆者にはこの白いバッファローの出現による啓示は、特別意味深いものと感じられる。

 それは迫害されながらも厳しい自然と調和し、伝統を大切に守ってきた部族の言い伝えから来たものだからだ。
 
  われわれの最も深い望みは、安心したいということと、世界との一体感を感じたいということだろう。

 今の世の中の現実(のように見えるもの)を見るにつけ、恐怖と絶望ばかりが湧きおこってくる感情ではなかろうか?

 それは人が人をだまし、搾取・支配し、蔑むのを見るからであり、人が自然を破壊するのを見るからである。それは他者のみならず、自分もまた同様であることを見るからである。

 この破壊と破滅のサイクルは止められるというのが、チーフ・アーボル・ルッキングホースのメッセージだ。

 事態は絶望的なように見える。特に今年に入ってから日本を襲った恐怖の高まりは尋常でないレベルである。

 今こそが変わるべき時なのだ。これからさらに異常事態とも思えることが、世界中で起こるだろう。

 今回日本を襲った震災と原発事故の経済的インパクトだけでも、世界経済は大混乱状態となるだろう。

 この大惨事と混乱は、われわれの心が作り上げた幻想である。

 われわれの本質は愛と創造性であり、その存在は永遠である。これは古来から言われている真理なのだ。

 しかしあまりに厳しい現実(と見えるもの)を前に、思わず凡人であるわれわれは恐怖で立ちすくむ。

 そこでチーフ・アーボル・ルッキングホースが提唱するのが、平和のための祈りである。

 「聖なる輪の修復の予言」が達成された後、私は世界中のだれもが認める地球的な癒しの日が必要である、と確信しました。それは平和の名のもとにすべての人が癒され、ひとつにならねばならないことを伝えるための特別な日です。未来の世代の生命は、私たちにかかっています。

 こうして1996年、「World Peace & Prayer Day」が始まりました。この儀式では、参加者の信仰を問わず、皆が聖なる火を囲んで輪になることで精神的なエネルギーを創ります。祈りの言葉の後、私たちの祈りを運ぶタバコを参加者の一人ひとりが聖なる火に捧げます。


 平和を祈ることによって、高いバイブレーションにチューニングすること、これが祈りの意味である
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チーフ・アーボル・ルッキングホースのメッセージ(2)

前回に引き続きチーフ・アーボル・ルッキングホースのメッセージを取り上げたい(以下紫色の字は「ホワイト・バッファローの教え」からの引用)。

 私たちのならわしでは、指導者は常に謙虚で、七世代先のことを考えねばならないのです。西、北、東、南この四つの方角に向かうたび、「まだ見ぬ世代のことを考えた決断をしなさい」という祖先の声が風に乗って聞こえてきます。

 覚えておいてください、七世代前、私たちの祖父母は私たちのために祈ってくれていたのです。私たちがまだ生まれていないにも関わらず。もし祖先が、まだ生まれていない者のことを考えていなければ、私たちは今ここにいることはないでしょう

 
 七世代先のことを考えるという発想は、現代社会、少なくとも日本では全くなくなっているといえよう。

 七世代どころか、二世代先のことすら考えていないのが実情だ。

 今お金を儲けることがすべてに優先し、子どもや子孫の世代がどうなろうと知ったことではないというのが社会全体の基本的態度である。

 われわれはすべてつながっている。人間同士は無論、動物や植物、鉱物などの自然とつながっているし、過去や未来ともつながっている。

 そうしたつながっている存在をないがしろにするなら、世界から手痛い報復を受けるのはきわめて納得のいくことではなかろうか?

 、天変地異や原発事故は、現代人のどうしようもなく利己的な生き方に対する激しい警鐘だとほとんどの人が感じているように思う。

  私たちに伝わる予言のひとつはこう警告します。

 人々が毎朝いつもネガティブなエネルギーを感じるような時代になると、生まれてくるワカンイェジャ(聖なる魂の子供)たちに悪い影響を与えるであろうと。そして、新しい生命はすぐに聖霊の世界に戻ってしまうと。私たちはこのことを、生まれる前に死んでしまう子供たちを前に、日々見せられています。

 私たちは七世代目です。すべての世代は七世代目であり、それぞれの世代に与えられた特別な役割と教えがあります。私の世代、私の役割は、「世界平和と祈り」を通じて地球を癒すことです。
友よ、それはあなたの役割でもあります。我々がワカンタンカから与えられた教えは、地上に癒しを広め、平和と調和を母なる地球の多くのくにに伝え、大いなる癒しと、許しのプロセスを始めることなのです。
 

 ここで伝えられていることは、今からでもわれわれの思考方法や行動パターンを変えてゆくのは遅くないということである。

 すでに状況は深刻で、もう一刻の猶予もないように思われるが、それでもまだ間に合うということだ。

 痛みを伴う作業ではあるが、自分の生き方を変え、世界を変えていくということは、われわれの心の中に刻み込まれた最も大切なストーリーだと思うのである。
 
 このストーリーが、迫害されてきたも民族の伝承にある、白いバッファローが生まれたという知らせから始まったことは、至極納得できることのように感じられるのである。

 この白いバッファローの伝説については次回。

 
 

チーフ・アーボル・ルッキングホースのメッセージ(1)

 13人のグランマザー会議では、「7世代先の子どものために」なるかどうかを考えて行動しようということが大きなテーマとしてある。

 筆者がこの「7世代先の子どものために」という行動指針を知ったのは、ラコタ族のチーフ・アーボル・ルッキングホースの「ホワイト・バッファローの教え」という冊子を通じてだった。

 この冊子は下記URLにて、一部読むことができる。
http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeBookPhoto/WhiteBuffalo.htm

 チーフ・アーボル・ルッキングホースが12歳のとき、長老たちは彼に古くから伝わる部族の予言を教えた。(以下紫で書かれた部分は冊子からの引用)

 この予言は、この母なる地球上のすべての生命が直面するであろう劇的な変化についての予言でした。予言に伝えられる変化は今すでに起きています。

 予言は、私たちが今、分岐点に立っているといいます。私たちは混乱、災い、親族たちがつきることのない涙を流す道を選ぶのか、それとも平和と調和のもとに精神的にひとつになる道を選ぶのかかを迫られます。そのため緊急に平和を訴えるメッセージを伝え、世界中で力の転換をはかるべきときにきているのです。


 このあと世界中で行われいている人類の自然に対する破壊行為が語られ、ルッキングホースは聖なるパイプの守り人として、地球的な癒しに向けて祈ることをわれわれにお願いしている。
 
 人間はさまざまな動物を絶滅に追いやっているが、彼らに起こることは人間にも起こるというのが予言のメッセージである。なぜなら動物と人間はつながっており、彼らに対してしたことは自分に対してしたことと同じだからである。

 私たちは、選択し得る2つの道について理解しなければなりません。

 ポジティブな道か、ネガティブな道か。精神的な道か、物質的な道を選ぶのか。選ぶのは自由です。一人ひとり、すべての人が行う選択です。

 これは我々自身が決めることです。私たちの決断は私たち自身の未来を決めます。

 自分につながるすべてのものたちを尊重するか、しないか。自分の決断の結果から逃げることはできません。世界の運命はあなたの個人的な決断にかかっています。母なる地球を破壊している唯一の生物は人間だからです。

 今こそ、避けることのできない決断の時です。私たちの一人ひとりが、個人的に人類の未来を決めるために置かれているのです。この危機の時代に、創造主は一人ひとりに役割を与えて、この世に私たちを送り出されたのです。

 私は祖母から、すべての人が良い心を持つことができる、世界を変えられるだけの大きな心を持つ可能性を秘めている、と教わりました。創造主が、私たちに扱いきれないものを与えることはないと。

 あなた自身が、この世界にとって不可欠であることを感じ、信じてください。あなたは、この世界を救うために、必要とされているのです。

 あなたがこの世に生まれたことには、それだけの意味があるのです。
 

 今日本、そして世界が凄まじい危機状態にある中で、われわれ一人ひとりに役割と責任があるということは、つい自分を被害者と考えてしまいがちなわれわれにとって重大なメッセージである。

 そしてこれはまた、われわれは世界を変えることができるという力強いメッセージでもある。

 このメッセージは多くの人に届けられなければならない。
 
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プロフィール

アートセラピスト 郡浜 浩

Author:アートセラピスト 郡浜 浩
 アートセラピストをやっている郡浜浩(コオリハマヒロシ)と申します。

 アートによる人と人の出会いと心の交流の場の創造をライフワークと考えており、その実現のためワークショップ・個人セッションを行うキャリアアート研究所を主宰しています。

ホームページ 
キャリアアート研究所

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創造性発揮を強力サポート! ~クリエイティブ・コネクション~



 出身は北海道の当麻町という田舎町で、自然の中で素朴な少年時代を過ごしました。大学卒業後は東京のお堅い政府機関でしばらくサラリーマンをやっていました。

 二十代の後半に人生を大きく変えることがありました。ゲシュタルトセラピーのリッキーさんの「喜びの創造セミナー」というアートセラピーのワークショップを受けたことです。いたく感銘を受け、「こういうことを一生やっていきたい」と思いました。

 それで語学やら貯金やら準備を進めて、三十代の半ばに意を決してサラリーマンをやめ、サンフランシスコにあるCIIS(カリフォルニア統合研究所)という大学院に留学し、表現アートセラピーという技法を学びました。

 4年間アメリカにいて、帰国後は精神科クリニックに勤めたりスクールカウンセラーをやりながらワークショップ開催などを行っていましたが、2010年に奈良に引っ越し、本格的にワークショップを展開すべくキャリアアート研究所を設立しました。

 一方で、CIISという学校がトランスパーソナル心理学の中心地で、その縁などからアメリカでシャーマニズムや少数民族の伝統文化の流れと出会いました。その流れを探求してきて、2010年10月には霧島で開催されたグランドマザー会議(先住民族のシャーマンのおばあちゃん達が地球の危機を克服するために集まったもの)に参加しました。

 アートセラピーとシャーマニズムって、深いところで繋がっていると実感しています。両方とも現代社会では周辺的な位置づけにあって、そんなに重視されていないかもしれませんが、私はこれからの世界的な危機を人類が生き抜いていく核心的な知恵がそこにあると思います。

 とまあ堅い話はそのくらいにしまして、私の趣味ですが、おいしいものを食べたり本を読んだりすることが好きです。あとお笑いとかたまにビデオを見たりとか、そんな感じです。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。

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